今年(2019年)1月から始まった大河ドラマ「いだてん」の主人公、日本のマラソンの父と言われる金栗四三(くりなりしそう)が通った東京高等師範学校(現筑波大学)があった場所は、現在の東京都文京区茗荷谷(みょうがだに)駅から徒歩すぐの所になります。
「いだてん」放映にちなんで文京区では「金栗四三 青春の地文京区プロジェクト」として金栗四三が走って通学していたと想定されるコース周辺にあるゆかりの地を巡るスタンプラリーが行われています。この機会に是非スタンプラリーに挑戦も兼ねて茗荷谷駅にいらしていただく機会があると嬉しいです。今後、茗荷谷駅周辺のこと、スタンプラリーポイントとなる場所やおすすめランチなどをご紹介していきたいと思います。
スタンプラリーの詳細
開催期間:平成31年1月23日(水)~5月17日(金) https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/event/idaten/sutanpu.html |
<茗荷谷駅と周辺の様子>
茗荷谷駅は東京メトロの丸の内線一本しか通っていません。
しかし、1日平均の乗降人員が79409人で、東京メトロ全130駅中西新宿駅についで2番目に乗降人員が多い駅ということです。(平成29年東京メトロの調査より)
また、一駅行けば娯楽の街の後楽園駅、二駅行け山の手エリア3大副都市のひとつの池袋駅というロケーションにありながら、池袋駅や後楽園駅周辺とは打って変わって、駅周辺は多くの学校施設と住宅に囲まれた落ち着いた雰囲気のある環境です。
駅の利用者が多いのは、駅に面する春日通に高層マンションが立ち並んでいてるので住民の利用が多いと思いますが、周りにたくさんの学校があるので、通学での利用者がかなりの率でいるのではないかと思います。
<茗荷谷駅周辺の学校施設>
茗荷谷駅から徒歩で通える学校は、国立の学校だけでも以下のようにそろっています。
いだてん主人公が通っていた「東京高等師範学校」の跡地に建てられた「筑波大学東京キャンパス」をはじめ、
筑波大学付属小学校
筑波大学付属中学校・高等学校
お茶の水女子大学付属幼稚園
お茶の水女子大学付属小学校
お茶の水女子大学付属中学校
お茶の水女子大学付属高等学校
東京学芸大学付属竹早幼稚園
東京学芸大学付属竹早小学校
東京学芸大学付属竹早中学校
その他、
跡見学園女子大学
跡見学園中学校・高等学校
拓殖大学
貞静学園中学高等学校
東洋大学 など
区立の幼稚園や小・中学校も駅周辺に点在しています。
<金栗四三が通った「東京高等師範学校」の跡地>
茗荷谷駅から徒歩3分のところが「東京高等師範学校」の跡地になります。
ここには、現在、筑波大東京キャンパス・放送大学学習センター(合築)と「教育の森」の名称で親しまれている公園になっています。
「教育の森」の奥にはスタンプラリーのポイントとなる「占春園」があります。
「筑波大東京キャンパス・放送大学学習センター」
茗荷谷駅から春日通りを渡って交番のある通りを真っすぐ行くと向かって右側に入口と建物が見えてきます。門に大きく「筑波大学」「放送大学」とあるので、すぐにわかると思います。
門には警備員が常駐し、残念ながら基本的に関係者以外の立ち入りはできないようになっています
「教育の森」
向かって左側には、石畳の広い広場が見えてきます。こちらが「教育の森」の入口になります。
広大な土地(面積21171.43㎡)に沢山の木々があり、春には桜のお花見、秋には紅葉やどんぐり拾いなども楽しめる自然豊かな公園になっています。
真ん中には、野球やゲートボールもできるくらに広さの「自由広場」、アスレチック遊具のある「ちびっこ広場」、夏に水遊びを楽しめる「じゃぶじゃぶ池」、奥には昨年(2018年7月)にリニューアルオープンしたばかりの「文京スポーツセンター」、さらに奥にスタンプラリーのポイントとなる「占春園」があります。
公園内にたくさんのベンチがあり、ランチタイムにお弁当を食べている親子やサラリーマンの姿や読書をしている人の姿もあります。
普段は、区民の憩いの場という感じではありますが、駅近なので、地下鉄でお出かけのついでに、ふらりと立ち寄って、自然の中で都会の中のオアシスを味わうのはいかがでしょうか?
また、親子で訪れる時には、もうすぐ新しくなって利用できるようになる(今年(2019年)3月11日まで工事中)アスレチック遊具とじゃぶじゃぶ池はお勧めです。
じゃぶじゃぶ池は更衣室もあるので、着替えもできて安心です。
じゃぶじゃぶ池の利用は、だいたい7月上旬から9月上旬 時間は午前10時から午後4時まで(毎週木曜日が清掃のため休止日) となっています。詳しくは以下にお知らせされますhttps://www.city.bunkyo.lg.jp/bosai/midori/kuritukouen/kouen/kyouikunomori.html |
<まとめ>
大河ドラマ「いだてん」主人公金栗四三が通った東京高等師範学校の最寄り駅とうことで東京都文京区の茗荷谷駅についてと東京高等師範学校の跡地の様子についてご紹介しました。
学校施設を住宅地に囲まれた駅で静かな落ち着いた環境の中にある茗荷谷駅。東京メトロ単線駅の中では2番目に乗降客が多いという意外な
事実。
駅から徒歩3分で行ける「東京高等師範学校」の跡地は、春には桜、秋には紅葉も楽しめる自然豊かな教育の森公園になっており、スタンプラリーポイントの一つの「占春園」もあります。
今後、「占春園」はじめ、茗荷谷駅周辺のランチやお勧めスポットをご紹介していきたいと思います。